任意後見制度についてのセミナーをしました
先日、不動産会社主催のセミナーで講師を務めさせていただきました。
セミナーのテーマは、
『任意後見契約について~「家族」と「資産」を守る!元気な今だからできる備え~』という内容でした。
同時期にスタートした介護保険制度とは違い、世間では任意後見制度に対する認知度が低いままですが、私たちにとり「生活」、「家族」、「権利」や「資産」を守るために非常に重要な制度です。
日本は高齢社会になり平均寿命が延び、認知症になる方の数も年々増加しておりますが、認知症だけでなく脳梗塞や交通事故などで突然判断能力が無くなってしまうかもしれませんので、そのようなことになってしまったときでも、その備えとして任意後見制度があります。
任意後見制度は、ご本人が「任意後見制度というものがあること自体を知らないと利用できない」ので、任意後見制度のしくみ、特徴やメリット、デメリットについてのお話をさせていただきました。
また、判断能力が無くなってしまってからでは任意後見制度を選択する道が無くなりますということ、法定後見制度と任意後見制度の違いについてもお話させていただきました。
さらに、ファイナンシャルプランナーとしての視点から任意後見制度の優位なところについてもお話をさせていただきました。
短い時間でしたが、セミナーを受けられた方は最後まで熱心に耳を傾けてくださり、終活関連セミナーの関心の高さをうかがい知ることが出来ました。
ご来場くださいました皆様、お暑い中お越しくだいましてありがとうございました!